小豆は、古代中国で小豆の煮汁を解毒剤として使用していたそうです。

小豆のもつ栄養価の高さは古くから知られており、現在でも薬膳には欠かせません。

小豆の用途は薬用としてだけではなく、神秘的な意味合いをもつものとされていたようです。

赤色を特別な色としていた古代中国では、小豆を魔除け・厄除けとして使用していました。

日本でも昔から祝の席で用いられており、現在でも小豆を使った赤飯や小豆粥などが残っています。

そのほかにも占いや楽器・おもちゃなどにも使われており、古くから馴染みがありました。
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小豆には、↓栄養素が豊富に含まれています。

【主な栄養分】
・食物繊維(ごぼうの3倍)
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ポリフェノール(赤ワインの1.5倍、豆類の中でも特に含有量が多い)
・サポニン
・亜鉛
・カリウム(アボカドの2倍)
・鉄分
・カルシウム(米やパンよりも多い)
・アントシアニン
※全てゆでた状態の小豆と各食材の栄養分です

小豆はたんぱく質が豊富と言われる大豆の2/3もの量のたんぱく質を含んでいます。

その他にも豊富な食物繊維や強力なポリフェノールなど、栄養面での魅力がいっぱいな食材です。