今日の「木遣い」築90年「古民家再生」牧之原市T様邸
親方から弟子へ受け継がれてきた“匠の技”
こだわりの大工道具たち
休憩時間を使って、大工道具の手入れを念入りに道具のていれをしていました。
刃物を研いだり小口を磨いたりと、道具の手入れは、大工道具は、大工さんたちにとって、
“命”と同じくらいの思いが込められているように感じます。
鉋(かんな)、やノミ等の刃物は、とても奥が深く、手入れも大変な労力を必要とするそうです。
昔から、刃物を研げるようになるまでには10年かかると言われ、ある大工さんは弟子の頃よく親方に
「職人の道具を見れば、そいつの技術がわかる」と言われ、今でもそれにならい鉋やノミを、毎日手に触れ、
丁寧に研いでいるそうです。