現場ブログ

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遮熱 レフミラー工事です。空気層を18mm以上取ることが大切です。この商品は太陽の放射熱を96%もカットすることができます。主にアルミ素材でできています。アルミは空気層を取ることで遮熱効果を発揮します。反対に接していると熱伝導率が98%もあります。空気層を取ることが大切な要素となります。 たまに見かけますが、複層ガラスのサッシであってもサッシ枠が結露している場合があります。サッシのアルミ枠は外装と内装に面しているので、サッシ枠内部の構造に空気層が取れているかで結露の現象を引き起こします。ペアガラスは真ん中に奇麗な空気が入っているので結露しにくいわけです。
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断熱材施工の様子です。ミラネクストΛ50mmの断熱材です。断熱性能NO.1(0.022w/m・k以下)の高質断熱材です。グラスウールのような湿気を含むと縮んで元の大きさに戻らない断熱材とは違います。長年使用してもほとんど変形しない断熱材です。築30年前後の建物を解体するとせんべいのようにペタンコになったグラスウールが出てきます。これでは断熱材が入っているだけで何の効果もありません。高質な材料を使用しても施工の仕方でゼンゼン変わりますので要注意! この上にクロス仕上げの下地とするプラスターボードをピッタリ施工していきます。屋根裏側は通気できるように施工することがベストです。 今年の夏にどのくらいの温度変化があるか楽しみです。
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解体が始まりました。子供室が6畳で、屋根裏部屋が6畳の大きさです。壁を撤去して一つの部屋にすれば12畳の広さになります。解体してみると夏暑い原因がわかりました。グラスウールの50mmが敷き詰めてあっただけでした。夏の瓦は70度以上になりますので、屋根裏の温度はかなり厚くなったと思います。どうしても敷き詰めた断熱材グラスウール50mmは隙間ができるので、熱くなった空気がそのまま天井から伝わります。通常、天井には
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筋交いを撤去するかわりに、構造用合板で補強します。筋交い1に対して合板にN50を10㎝ピッチで打っていくと2.5倍の力になります。子供部屋2室の内1室は天井が貼ってあった為、天井裏の換気扇が機能していましたが、もう一つの子供室は吹き抜けで天井裏の太い梁を見せて仕上げてあったので屋根裏換気扇の開口部が塞がれクロス仕上げしてしまっているので換気扇が機能していません。外観から見ると換気扇が反対側と同じようについていますが機能してない飾りです。こうなると夏は部屋中が暑くなります。熱くなった空気が外に流れません。断熱、遮熱リフォーム工事ですが、同時に空気の流れを良くする換気のことも含めてのリフォームになります。
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2F子供室が夏暑くて暮らせない!というお問い合わせがありご相談がありました。2Fには6畳の子供室が2つあり片方は吹き抜けになっていました。両サイド外壁には換気口が合計4ヶ所付いていましたが、吹き抜けになっている為壁を塞いでクロスで仕上がっているので屋根裏の換気ができない状態です。
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もう一つの子供室は天井が施工してあるので換気扇で屋根裏の暖気は外に出るようになっています。が隣の部屋と同じような梁が使用してある為、天井高はH2200ほどです。
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各部屋に物置として北側に部屋と同じ6畳スペースついています。屋根の勾配がきついので物置として使用していますが、入口が一か所なので奥まで行くのに梁があるので収納するのが不便です間仕切りを取って耐震壁を造って広いスペースにすることと、夏に快適な暮らしができるよう断熱、遮熱をすることになりました。