現場ブログ
2021.8.31
店舗新築予定の場所に行ったらビックリです!
以前ここに牧之原小学校が建っていたんですね。
明治42年1月25日に開校したようです。
昭和17年12月12日に今の場所に移転したようです。
牧之原小学校跡地
提供22年卒 横山正司
63年度 祖父の会 建之
80周年記念モニメント
明治42年1月25日 開校
牧之原小学校時代 1352人
牧之原国民学校時代 329人 ここで巣立つ
昭和17年12月12日 移転
茶の花十里 美好達治
牧之原茶の花十里
霜じもに濡れて咲く日は
茶畑はもう用のすみし日のあと
何を見んとて咲く花か
刈りつめられし丘の波そのを出て
また波に入るちんちろ
芯長く花粉豊かに葉がくれに
牧の原茶の花十里
2021.8.31
屋根下地にはパーフェクトプライマー(金属系下地塗料)高圧洗浄で塗装の膜が剥がれ、白いガルバニュウム合板が見えていました。その上に白い下地塗料プライマーを一回塗った状態です。
この後仕上げ材のパーフェクトクーラーベストを2回塗布していきます。
平屋の切り妻の屋根がシンプルでいいですね。雨漏りなどの心配はほとんどありません。日本の家一番シンプルな形です。あまりにもデザイン重視で屋根を複雑にすると雨漏りの原因になる可能性が高くなるし、値段も上がります。
同じように金属系の部分は下地材のプライマーを入れていきます。軒裏はガードラックのオリーブ色です。
軒裏は全て無垢材を使っていますので木の目が透けて見える塗装材です。新築当時塗装した塗料と同じものだと思います。ガードラック(オリーブ)材は塗装すると木に浸み込んでいくので木の芽が目っだって来るところにアジがあります。塗装してベタ塗仕上げとは違います。防腐剤として効果も期待できます。リフォーム前の外壁はオレンジに近いベージュ系でしたが、落ち着いたベージュ色に仕上げます。
2021.8.26
築17年経っての初めての塗装です。海岸線からは距離がありますので17年一度も塗装してないということでした。シーリングも打ち替えて塗装してほしいというお施主様の希望です。海に近ければ17年ももちません。塩害は大敵です。外壁ばかりでなくいろんなものが塩でやられます。良く雨の当たらない部分の方が錆ます。台風の後などは一度水を流すだけでも腐食を抑えることはできます。雨の当たる所は自然に流れます。
ガルバの屋根を150kgの高圧洗浄を掛けた後の様子です。
新築当時の屋根ガルバ材は焼き付け塗装してありますが17年も経っていると高圧洗浄で塗装が取れ下の金属が見えています。
耐震性で重量の軽いことと、コストを抑える事でガルバ屋根を使用することが多くなりましたが定期的なメンテナンスが必要になってきます。
それに比べてメンテナンスのほとんどいらない瓦は50年から100年の耐久性があります。それぞれ長所、短所はありますがその辺を踏まえたうえできめたいものです。
屋根材は日本ペイントのパーフェクトトップです。
シリコングレードを超える塗料です。独自の技術により効果が異なる特殊光安定剤を複数配合したことで日射により発生するラジカルを効果的に補捉でき、シリコングレードを超える非常に優れた対候性です。塗りたての美しさを長時間保つことができます。また全26色の幅広い標準色をそろえています。藻やカビの発生を抑制し建物の美観を維持します。
2021.8.26
築41年ともなるといろんな不具合が生じてきます。以前からキッチンの排水が漏れていたようです。
お施主様も60歳を迎え、子供達が巣立って、夫婦2人とお母様の3人になりましたので、キッチンもI型の小さいキッチンになりました。リフォーム前はL型の2700×1800の寸法です。3人にしては毎月の光熱費が大きいこと、給湯器が13年ほど使用されている(そろそろ寿命)、高齢のお母様がいることで、ガス給湯器+ガスレンジでしたが、エコキュート370L+IHに取り換えることをお勧めしました。光熱費も下がり安心して生活できます。また、ガスレンジに比べIHは加熱時の上昇が違うのでキッチンが汚れにくいです。食堂が12畳ありますので、3人で使用するには広いスペースです。
床のブカブカになった原因は排水口の施工ミスです。当時施工した工務店さんはちゃんと施工してありましたが、キッチンの排水配管を施工した水道屋さんが原因です。排水パイプの道中が長いのに固定金物で固定してないため、配管が垂れて油、雑排水が溜まり、排水排水溝が狭くなり、床面にあふれてきたのが原因でした。原因がわかれば修繕ができます。床の支えてる大引きも長い間水分を吸っていたため、キッチン側の2本を取り換えることにしました。大引きを支える束も水分を含んであまり良くない状態でしたので鋼製束に全部取り替えました。大引きの上に施工している根太も黒く水分を吸っているので全て取り換えです。
2021.8.3
キッチンリフォームの一番の目的は明るくしたい!と言うことでした。
L型でしたのでレンジフード前にW900の壁があり、採光も入らず、レンジで熱した料理の蒸気がこもっていたと思います。レンジ前のかべは間柱で施工してありましたので、柱を抜いたりすることもなく耐震性の心配もありませんでした。前面の壁を撤去することで掃き出し窓からの採光を取ることができ明るいキッチンスペースとなりました。家電収納側の小さな窓ジャロジーからの風通しも期待できます。
TOTOのサザナ1621(1.25坪)です。デザイン的にもモダンで明るくなりました。天井照明はLEDダウンライトが4灯付いています。正面にアクセントパネルデザイン型です。システムバスで一番重要視したのが浴槽です。ご主人が足を痛めていますので、浴槽に入る時より浴槽から出るときに楽なものを選びました。他メイカーのショールームも見学しましたがTOTOサザナの浴槽の形が一番良かったです。
洗面脱衣場の洗面化粧台です。最初は収納含めてW1600*H2200を取り換える予定でしたが、まだまだ使える収納部分は残して再利用することになりました。部分的な取り換えになりましたので、扉の色、寸法、お客様の希望の形、使い勝手・・・などを踏まえて、全メーカーを探しましたがTOTOのカウンターの寸法をオーダーできるオクターブのみでした。思い込みで今の洗面台は奥行500~600が通常です。20年前ですと奥行430というものは結構あったようです。もう一度メーカーショールームに行って、質感、寸法、デザインを確認して発注しました。扉の色も20年前のものとぱっと見わかりません。右サイドの収納棚でW寸法の調整し、タオルなどの収納スペースとなります。
補足ですが、洗面の鏡に映っている後の洗濯機のカウンターもサッシ窓の枠の位置を利用して洗剤など置ける棚を造作してみました。洗濯機のサッシ窓の空いた空間を使って干せるようパイプを一本取り付けてみました。
LIXILのリフラです。コンパクトで手洗い洗面が大きく、狭いスペースにはピッタリです。以前はカウンター式でカウンターが人工大理石の重い手洗い器が付いていましたが手洗いの部分がとても小さいので手を洗うと水が飛び散ります。
ここで掃除用具を洗うこともできると奥様にも喜んでいただきました。