内部壁はすべて漆喰仕上げとなりました。
現代の住い造りはほとんどがクロス仕上げですが、最近は環境、健康志向のお客様が増えてきたように思います。
もう40年以上前になりますが、私が18歳で東京に出て、夜学の大学に通いながらやったアルバイトが建具、内装関係の会社でした。当時、クロスを貼る部屋は布クロスで、床は絨毯を敷いて高級な応接間に使ったものです。
それから、印刷の技術が進化していく中、ビニールクロスがどんどん普及し、安く家を造ることができて、工事期間の短縮も可能になっていきました。工事期間の短縮は利益に繫がります。サンゲツと言うメーカーさんが右肩上がりだったことを思い出します。丁度、日本がバブルのころだったと思います。