現場ブログ

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玄関先にツバメが照明器具の上に巣をつくって、親が餌を持ってくると、三羽の子供ツバメが思いっきり口を開けてピーピー泣いています。  玄関先であれば人間が出入りするところに巣を作れば他の害虫に狙われることは少なくなります。ツバメもやさしいご家族であれば安心して子育てができます。 広縁のサッシも全て取り替え、複層ガラスで、内側は樹脂枠で、結露しにくい三協アルミのマディオJの商品を取り付けました。
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また、今回の総合リフォームで洗面、脱衣場にあった猫の出入り口がなくなったので、東側にあるサンルームの隅につけることにしました。ガラスではなくワーロンでしたので、網戸用のペット出入り口を加工して取り付けてみました。ペットも家族の一員です。
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お孫さんと夜空の星を見るために屋根にトップライトです。網入りガラスにが入っています。トップライトは、壁に取り付けるサッシに比べ同じ面積のガラスであれば3倍の明るさがあります。写真のトップライトの大きさはW1200*H370の大きさです。
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天井高はありませんが、スペースとしては10畳ほどの広さがあります。一般的な家は屋根裏は夏暑くて入れませんが、今回、天井下地を施工する前に、太陽熱を96%カットするレフミラーを施工し、部屋側に50mm厚のミラネクストラムダ断熱材を施工下ので快適な空間ができます。  照明を消して、お孫さんと夜空の星を眺めながら、いろんなお話が弾みますように!
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外壁下地ウレタン吹き付け60mm厚が終了して、防水シート(タイベックシルバーを施工しているところです。タイベックシルバーは、遮熱性が高く赤外線の約85%を反射。 コンクリートは7%反射し、93%放射します。沖縄の住宅は台風が多い為、コンクリート住宅がほとんどです。深夜までコンクリートの放射熱のため朝までエアコンをかけたままでないと良く寝れないようです。 タイベックシルバーは、防水性も高く、極細繊維構造は湿気は通しても水を通しません。施工時に雨にさらされたり、万一の外壁からの浸水にも水滴が内部に浸透するのを防ぎます。
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外壁はパワーボード施工中です。 パワーボードはトバモライト結晶を豊富に含んでいます。トバモライトは自然界に存在し、これ以上は科学変化をおこしにくい大変安定した鉱物。 また、有機物を含ず、乾燥収縮や膨張張が小さい為、夏の暑さや冬の低温・乾燥などに強く、ひび割れやそりやたわみといった変形がおきにくい安定した材料です。基材は60年以上の耐久性です。
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壁が仕上がると細かいつぶつぶの下地塗料を吹き付けます。古民家なので、細かい凹凸をつけました。 軒裏は無垢の杉板を施工し、ウッドライフ塗料(ココア)で仕上げました。
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下地の吹き付けが終了すると上塗りのパーフェクトトップで仕上げます。パーフェクトトップは、日本ペイントの{ラジカル制御}技術によってシリコングレードを超える非常に優れた耐候性塗料です。また防藻、防カビ機能も標準で有しています。
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ロフトから覗ける吹き抜けのあるLDKとなりました。吹き抜けのFIXからの採光が取れて照明をつけなくても明るいスペースとなりました。対面型でキッチンをセットします。青、赤のホースが出ているところにキッチンがセットされます。
プラン作成中にご主人の書斎であるロフトに上がる階段の位置の良いところがなかなか決まらず、結局、キッチン家電収納の上を上がっていくように設計しました。階段の幅を広く取ってしまうと、奥様のキッチンスペースが狭くなってしまうため、階段巾仕上がり62cmで収めました。ご主人も体を細くして上がってもらいます。
本がたくさんあるので、梁の間を上手く利用して、移動棚付の本棚が完成!
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赤松30mmのフローリングを並べて、色合いのバランスを見ています。梱包から一度出してみて、節や、傷を確認して、どこにどのフローリング材を施工するか確認です。これも技術の一つとなります。無垢材といってもいろいろあります。キッチリ乾燥したフローリング材でなければいけません。室内平行含水率が6%~7%ですので、その数値にあってないと、割れ、ねじれ、隙間、盛り上がり、・・・・いろいろなクレームの原因になります。当社で使っている無垢フローリーング材は乾燥機から出すときに含水率5%までキッチリ乾燥させます。釜から出して1~2%戻って7%ですので、エアコン、ストーブ、ガンガン使っても大丈夫です!
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玄関に入って、広縁、和室側を見ているところです。 広縁から来る太い梁が玄関・ホールに出ていて梁をきる訳にに行きませんので、玄関・ホールの天井はその部分だけ一段さげることにしました。 断熱材もキッチリ行います。 写真の右側に見える太い柱がLDKの真ん中に見える太い杉の化粧柱です。 腰窓から庭を眺めることもできます。
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寝室スペースの半分が下屋になる為、遮熱シート(ラムダ)を仕様。空気層を取って施工すると、96%も太陽放射熱をカットする優れ物です。 築50年以上を古民家と呼ぶようですがこの家も増築し、古い方は50年以上経っていました。古民家の造りは一般的に田の字型で部屋があり、その廻りに下屋根を1間(1820cm)ほど、グルットつけて部屋にしてあります。 天井が低くなるので、キッチンリフォームでレンジフードをつけるのに大変な思いをすることがあります。
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寝室の奥のウォーインクロゼットは奥行き2間有り、その奥に書斎スペースがあります。丁度、うなぎの寝床のようですが、既存のスペースをそのまま生かして、桐のハンガー掛け付枕棚を取り付け、1間づつのスペースで使い分けます。壁は珪藻土クロスで、床は無垢桐30mmフローリング仕上げです。
間取り変更しないことで、コストを抑えることができます。
中央左側の三尺クロゼット桐の折れ戸、収納内部は桐仕上げで、写真左側に和室の通し間に押入れがありましたが、寝室に収納がほしいと言うことで、寝室側から使えるように向きを変えました。
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古民家は下屋になっている部分が多いので、梁の高さで天井を施工してしまうと生活しにくいスペースとなってしまいます。天井高を屋根勾配の高さで施工することが多くなります。梁が出てきますが、ウッドライフ塗装を行って仕上げるとアクセントにもなり、とても面白い雰囲気を造ることができます。お客様も喜んでくれました。
写真は珪藻土クロス施工下地処理中です。