御前崎市 築33年  天然木リノベーション 遮熱工事

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天井裏にレフミラーを施工します。レフミラーという遮熱シートは太陽の放射熱を96%カットします。施工する場合はシートの両側に18mm以上の空気層を取らなくてはいけません。素材はアルミ材質なので空気層を取ることで太陽熱を96%カットします。サッシの複層ガラスも同じような考えてガラスとガラスの間に空気層が設けてあります。この空気層が熱や冷気を遮断します。 反対に素材に付いているとアルミの熱伝導率は98%になります。どんなに性能の高い商品であっても施工方法で機能が変わってしまいますので注意してください。 夏場の工事は大工さんも一番最初にレフミラーを施工します。これを貼るだけで快適に造作工事ができます。夏は木陰になって涼しいくらいです。
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壁も同じように二重胴縁施工で空気層を作っていきます。下地に21mm厚の木材を横に打って、レフミラーを施工し、今度は縦に21mmの胴縁を施工します。外壁材のサイディングは横貼りなので縦に胴縁を打ちます。こうすることで基礎から入った風が軒天から屋根裏まで回ります。 サッシの枠の厚みも胴縁を二回打つことでサイディングの納まりもピッタリになります。 断熱材を吹いて遮熱シートを施工することで光熱費はグンと下がります。真夏でも玄関に入ると少しひんやりする感覚です。家づくりは見えなくなる所がホント大切です!