竜胆色(リンドウいろ)
竜胆色の由来
リンドウは本州から四国、九州にかけての野山
に自生しています。開花時期は9月から11月。
古より秋に咲く花の代名詞として、多くの文学作品や
日本画に描かれてきました。また、根は漢方薬として
利用されていますが、強烈な苦味をもっています。
この苦味がまるで滝の胆のようだというところから、
「滝胆」の字が使われるようになったようです。

〇竜胆色のお菓子
紫イモのモンブラン
もともとは栗でつくられるのが一般的なモンブランですが、
最近ではバリエーションが豊富。秋に旬を迎えるムラサキイモ
を使ったモンブランも人気です。
ムラサキイモには眼精疲労に効果があるとされるアントシアニンが
多く含まれています。読書の秋で疲れた目は、食欲の秋の舌と胃袋で
いたわりましょう。

竜胆色のもの
文化勲章
11月3日は「文化の日」。芸術や科学技術の発展
に尽力した人に文化勲章が授与されます。
勲章は常緑樹であることから縁起がよいとされ、
悠久性を、永遠性を象徴する植物として珍重されてきた
タチバナの花がかたどられ、その中央に、三つ巴の
勾玉の絵が配置されています。また、勲章を首にかけるための
「綬」と呼ばれる紐は、上品な竜胆色をしています。