訪問診療医、小澤竹俊先生の患者さんのNanaさんという方が
書かれた詩を紹介しますタイトルは「大事なこと」です。


「大事なこと」

きみの瞳の中に 宇宙がみえる
小さいけれど 無限大のパワーがあふれているね

誰にもいえずに今日まで泣いてきたんだね
弱みをみせることが 照れくさかったのかもね
かっこつけたいもんね 自分にもまわりのひとにも

でもね
誰かに甘えてみるってことは
きみが思うほどかっこ悪いことじゃないんだ

もしも きみが頼ってくれたのなら
うれしくおもう仲間が うれしくおもう大人がたくさんいるよ

いま ここで こうして
このメッセージをきみが受けとってくれたのが 初めの一歩

二歩目は小さな声でもいいから だれかに伝えてみよう
きみの心の声を

きみの瞳の中に宇宙がみえるよ
夢も未来も無限大だから きみの命ががなにより大事だよ

 Nana



改めてNanaさんの感性は「すごいなぁ~」と感じます。
子供が好きな宇宙という言葉、そして、人とのつながりを
大切にする思い、そして、少しの勇気で世界が広がることも
伝わってきます。

子供だけではなく、無理をしがちな大人へも届けたい言葉です。
詩の中に「宇宙」という言葉がでてきます。私も宇宙が大好きなので
今回は背景を宇宙、銀河にしてもらいました

Nanaさんの詩が、たくさんの人のもとに届きますように。
そして、苦しむ誰かの力になりますように。



まり