失敗しないソファ選びのポイント


失敗しないソファ選びのポイント

お部屋の主役となる「ソファ」は、理想の暮らしを叶える重要な要素のひとつです。
理想のソファを探す時は、まず自分のライフスタイルを見つめることから始めましょう。
ライフスタイルや、部屋の広さ・インテリアのスタイル、目的に合ったデザインを選びましょう。


■ソファのサイズを検討しましょう

お部屋に合ったサイズを知るために、まずはソファを置きたいお部屋の大きさを計ってみてください。
テーブルを置きたい場所、テレビや他の家具を置く場所などを決めると必要なサイズが見えてきます。


                    【 ソファのサイズ 】
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【ソファとテーブルの周りに必要なスペース】

リビングセットの周りには、ソファやテーブルの大きさに加えて、
人が通ったり座ったりするためのスペースを確保する必要があります。

ストレスのない暮らしやすい動線を考えながら、他の家具や壁からのスペースを十分に確保して、快適に生活ができる空間にしましょう。


                     ソファに座る

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きちんとした姿勢でソファに座るには、テーブルとソファの間隔は35~45cm 程度のスペースがあればよいでしょう。
ゆったりとリラックスした姿勢でソファに座る場合には、足を前へ伸ばしたり足を組んだりするスペースを確保する必要があります。
テーブルとソファの間には45~50㎝ 程のスペースを確保しましょう。


                     ソファの後ろを通る

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ソファの後ろを人が通る場合には、50~60cm程度、ふたりがすれ違うためには、110~120cm以上のスペースを確保しましょう。
ソファと壁面や他の家具との距離を考えてレイアウトしましょう。



■スタイルを決めましょう

ソファは部屋の中で一番触れる機会が多く、長い時間を過ごすアイテムです。
普段過ごす自分の居場所として、どんなふうに時間を過ごしたいのか、イメージしてみましょう。
休日には友人を呼んで過ごしたい、あるいは横になって本を読みたい。
そんなひとときを想像しながら、ソファを選んでみてください。
普段の使い方によってどのタイプ・どんな配置が適しているかが分かります。


                     【レイアウト例】

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・お客様をきちんとむかえる

来客が多い場合や、少しかしこまったコーディネートをしたい場合は、座り心地がしっかりとしたシンプルなデザインがおすすめです。
同じシリーズで統一するといいかもしれません。

・ゆったりとくつろぐ

2人で座っても幅に余裕のあるサイズや、横になれるサイズを選びましょう。
また、アーム(肘掛け)が低めのものを選べば、枕がわりにもなります。

・時には床に座ってくつろぎたい

ソファを背もたれに床に座ってくつろぐことが多い場合は、座面の高さが低いものを選びましょう。
他の家具も背の低いものでコーディネートすると、圧迫感をなくし部屋がより広く感じられます。

・ゆったりとくつろぐ

小さなお子様がいて清潔に保つことが難しい場合は、お手入れしやすいレザーソファや、生地を張り替えたり、カバーが取り外せて洗えるものを選ぶことでお気に入りの場所をいつも清潔に保つことができます。

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座り心地を確かめる

デザインと同じくらい重要なのは、座面や背もたれの硬さ、座り心地です。

座ったときに体を受け止める感触は、内部の構造、クッションの素材によって様々です。
羽毛を使用したクッションと硬めのウレタンでは座り心地はまったく違います。
お好みの硬さとソファでの過ごし方にあったものを考慮して選ぶことが大切です。
ソファでもベッドでも同様に「柔らかい=上質」とは限りません。

柔らかめが良い場合

柔らかめのソファはほどよく体にフィットし、優しく沈み込むのでリラックス感があります。
しかし、柔らかいクッションは起き上がる時に力が伝わりにくく、頻繁に起き上がる人には身体に負担がかかる場合があります。

硬めが良い場合

硬めのソファはしっかりとした弾力で疲れにくいため、ゆっくりとソファの上で寛ぐには最適な硬さです。
安定感があるのでソファに寝転がったり、あぐらをかいて過ごしたりする方にはオススメです。

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