森と木の家の落とし穴ー計画的な伐採を!

計画的な伐採を!

熱帯雨林のように木っても林植されない地域が問題視されていますが、世界にはとても厳しい保護基準で守られいる森もあります。

カナダのブリティッシュ・コロンビア州では森林の年間伐採量を全森林面積の0.3%以下に制限。

さらに毎年2億本(伐採1本に対して3本)を植林しており「世界最高基準の森林」と呼ばれています。

このように環境共生型伐採として生態系を維持しながら木を伐ることもできます。
 

木の命・バイオマス燃料

植林された木は30~40年で一人前になります。

伐採した木で建てた家が40~50年使われるとしたら、さいけんするときにまた新しく育った木を使えます。

つまり、きの家に住むという事は、森を世代交代させながら環境を守ることにも通じるのです。

さらに家の材料を加工する過程で発生する「おがくず」などもバイオマス燃料と呼べる

ペレットやブリケットの材料としてストーブの燃料になります。

「十分講座」

木は恵であり、これを使うには意味があります。

しかし使い方を間違えたら、その良さを十分に発揮できず、悲しい運命をたどります。

私達「森と自然の会」は新築・リフォームを考える皆様に、

こうした森と木の実情を是非とも知っていただきたいのです。




カーボンニュートラル
(かーぼんにゅーとらる)

ライフサイクルの中で、CO2の排出と吸収がプラスマイナスゼロになることをカーボンニュートラルと言います。
薪を燃やすとCO2を排出しますが、そのCO2はその木が成長するときに吸収したCO2と同じ量。
つまり、薪を燃やしても地球上のCO2は変わらないのです。