森と木の家の落とし穴ー乾燥材木流通の裏側

乾燥材木流通の裏側

材木を流通の
面から見ても、

そのシステムには落とし穴があります。

通常、「一般的な工務店」は木材を「一般的な工務店」は木材を「木材業者(プレカット業者)」
などから仕入れます。

そして材木業者は「問屋」を通じて、さらに「メーカー」から買い取っています。

また、戦後莫大な予算を投入した林業ですが、「木材を乾かさないで流通させる」という仕組みにも落とし穴があり、それが現代的な住居工法でトラブルの原因となりました。

外国産材に比べ、安価でありながらも低迷が続いている自体、いかに木材の乾燥が重要であるかを物語っています。

そして、もし木材にトラブルが起きると、工務店は材木業者に、材木業者は問屋へと責任を転嫁していきます。

最終的にはお施主様は、見ず知らずのメーカーと対決しなくてはなりません。

そんなことをお施主様にさせて工務店の意味があるのでしょうか!?

工務店には「プロとしてキチンと材料を見極め、施工する義務がある」と「森と自然の会」は考えます。

木材の生産から提供までしっかりと責任を持つ会社かどうか。

住宅会社を選ぶ基準として検討するべきです。

「十分講座」