4月 卯月 穀雨


穀雨(こくう)

4月20日頃(2017年は4月20日)。および立夏までの期間。

太陽黄径30度清明から数えて15日目頃。春季の最後の節気。

春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。

この時季に、特に雨が多いというわけではありませんが、穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。

「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」という言葉があるように、
南の地方ではトンボが飛び始め、冬服やストーブとも完全に別れる季節です。

変わりやすい春の天気もこの頃から安定し日差しも強まり、昔から、この日を田植えの準備をする目安にしているようです。

穀雨が終わる頃に八十八夜を迎えます。