3月 弥生

  


「弥生」

草木弥生(いやおい)茂る月、草木が春を感じて芽吹き、生い茂る時期という意味があります。
花見月(はなみづき)とも呼ばれます。

春を待ちわびていた草木が芽吹き、花がほころびはじめてきます。

大地がひらき、柔らかな春の風が頬を優しくなでる頃、花たちは我さきにと美しく咲いながら、
喜びをうたいながら、春の訪れを知らせてくれます。

春風のかすかに触れるあまい香りに、笑みがこぼれおちます。