牧之原市新庄 「郷の家」新築工事  上棟式

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建て方当日の朝、大雨になりましたが、午後から晴れるという予報でしたので実行しました。床面に白く入っているのは断熱材で、厚み75mmのポリスチレンホームです。一般的に良く聞くのはスチロールですが、発泡倍率で呼び名が変わってきます。(90倍発砲)はよく魚屋さんで使われているパキパキ折れるスチロールの箱とは違って(30倍発砲)のポリスチレンホームです。ビーズと言う原料を発砲させていくと、30倍で発砲することが断熱効率が一番良いことが実験で照明されています。しかも70kgの人が乗っても硬くて割れません。
そして、南極大陸の昭和基地でも40年間使用しても、ほとんど劣化していないことがわかりました。住宅の 床フローリング下にこの断熱材を使用しています。断熱材は部屋の内側にピッタリくっついてないと効果を発揮しません。一般的に使われているグラスウールは値段は安く、施工しやすいですが、一度、湿気や水に弱いので、一度、吸い込んでちじんでしまうとスポンジのように元に戻らないので空気層ができて断熱効果がなくなります。とにかく断熱材はピッタリくっ付いていないとダメ!劣化しない断熱材を使うことが肝要です。
土台、大引き材が汚れないように前の日にイージーコートと言う養生シート(乳白色)を敷いておいて良かったです。
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11:00ころから雨が上がり建て方開始です。 大工職人7人とクレーンで順番どうりに立てていきます。通常の在来工法の建物とは違って、さらに4寸柱と4寸柱の間に工場で作ったパネルをはめ込んでいくのでなかなか大変です。柱と柱のクリアランスが1mmしかないので、ちょっと傾いたりしているとなかなか入りkません。しかし、パネルが嵌ると水平、垂直が自動的に決まってしまうという良い点もあります。 パネルは1寸(約3センチ)の枠が4方回っているので4寸の柱の両サイドのパネル枠がくることなりますので、1寸+4寸+1寸の厚みになり6寸の柱が入っていることと同じことになります。次の柱も次のパネルがくるので6寸(18cm)の太さになります。こんな構造だから、2度の新潟中越地震にも耐えられたんでしょうね。 1階ではパネル入れは大変でしたが、慣れてきたこともあり二日目の2階はスムーズに作業が進みました。
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壁、床の形ができたら、最後は屋根パネルになります。この屋根パネルも工場で作ってきます。独自の屋根倍率2.8倍もあり、水平剛性を強くするので、斜めの揺れにも強く、さらに10層構造になっています。屋根材、ルーフィング、シージングボード、合板12mm、通気層、レフミラー96、通気層、断熱材63mm、合板5.5、天井仕上げ材。 この構造のレフミラーの両サイドで空気層を取ることで太陽の放射熱96%カットするので、ロフトにいても1階との温度差が1度~2度の違いしかありません。
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屋根パネルの置く場所がなく、隣の方が親切に場所を提供して頂いたのでホント助かりました。 在来軸組み工法+パネル(SD工法)で3日間でほとんどの形ができてしまうのも工場で作ってくるからです。現場での作業効率がぐーと上がり、人工が安くなり、これも一つの魅力です