築90年 古民家再生 天然木リノベーション(LDK編)+段差の解消

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築90年、古民家再生 天然木リノベーションLDKのキッチンカウンター造作の様子です。丁度、真ん中に見える柱が太い梁がのっている為、抜けない柱です。柱の向こう側がキッチンスペースになります。
通常、対面キッチンと家電収納との間のスペースは1m~1.1mくらいが標準だと思いますが、今回、システムキッチンをその柱部分まで出しました。そうすることでキッチンと家電収納との間隔が1.45mになりちょっと広いスペースになりましたが、標準寸法で施工してしまうと、キッチンカウンター前に既存の柱が目立ち、使い勝手、空間のイメージも悪くなるので、キッチン前の壁から新しい赤松無垢材のデザイン柱が出ているようにしました。
テーブル側から見ても、とてもシンプルで面白い感じ!
反対に、キッチンと家電収納のスペースが広くなったので、家族みんなで、またお友達を呼んで、一緒に料理やパーティーも出来るようになります。



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写真の奥に見えるのが、今まであまり使われていなかった和室8畳スペースです。繋げることで20畳のLDKとなりました。さらに、旧台所と和室8畳との境に(20cm)ほどの段差がありましたので、奥の和室の床の高さに合わせ全体をバリアフリーに仕上げます。そうすることで、床下も風が通りやすくなり、躯体の良い環境を維持することが出来ます。
今まで奥様は壁を向いて食事の仕度をしていましたが、これからは、一番奥のスペースにTVを置くことで、食事の支度をしながらTVを見ることができますし、家族と顔を見て会話もできるようになります。

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写真はホール~LDKに入るところからの様子です。収納スペースを2つ設けました。LDK20畳のスペースより外側になります。以前は物置になっていた部分です。内部は全て桐仕上げです。桐は抗菌効果、殺菌効果があり、自然界のタンニン成分を持っているので、虫を寄せ付けません。桐ダンスなど先人の人の知恵です。
木は適材適所で使ってあげると育った年数まで持ちます。また、桐は木と同じと書いて、木ではありません。草科の仲間です。だから成長が早いんですね。


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キッチン側から玄関側を見たところです。中間に枠をつけた部分に間仕切りの引き違い千本格子の建具が入ります。この建具も赤松材で出来ていてとても雰囲気のある建具です。
左側奥に長細い壁がありますが、真ん中に仕切り壁があり、両面から使える収納庫で、内部は総桐仕上げです。
左奥に、トイレ、浴室、洗面所の並びになっています。この収納スペースをこの位置に設置することで、突然の来客があってもお客様からは見えないようになっています。
玄関側からは履物収納などに、水廻り側からはタオルや生活必需品を収納できます。収納の手前は間仕切り壁などないので、ホールに上がると開放的なスペースはあります。引き違い千本格子を開けると、天窓か注ぐ太陽光線が明るい20畳のLDKを照らしてくれます。
「古い良き時代と新しい技術の調和」ですね! 
完成が楽しみです!